超常現象情報研究センター

ニュースフラッシュ(宇宙機第2号P7-8)

  表記、仮名遣い等は可能な限り原文を踏襲しております。言葉遣いの間違いと思われるところも、あえて残してあります。

◎各界の名士続々御入会
 七月九日朝日新聞に本会の創立が報ぜられるや全国の円盤ファンより連日入会、問合せの便りが舞込み既に二百通近くなったが、一方各界名士も次々にご入会下されている。
 即ち円盤研究の第一人者北村小松氏を始め、日本に於けるロケットの最高権威である東大の糸川英夫博士、作家の森田たま女史、黒沼健両氏及び高文社々長増永氏等(徳川夢声氏交渉中)も入会なされ一躍世間の注目を浴びてきた。

◎円盤映画大挙して日本を急襲
 日本で封切られた円盤関係の宇宙映画は今迄に多いが八月から十月にかけて外国の円盤映画が次々に封切られる事になった
(一)「禁断の遊星」(MGM)シネスコ天然色・九月上旬封切。
 この映画は 22世紀頃の科学の発達を予想した高度の科学的空想を発揮した類型をやぶる異例の宇宙映画で耳新しい電子音楽なども注目に値いしよう。<監督F・ウイルコックス、ウオルター・ビジョン、アン・フランシス、レスリー・ニールセン出演>
(二)「空飛ぶ円盤地球をしゅうげきす」(コロンビア)・九月上旬封切・
 アメリカのキーホー氏の〇〇な資料を基にして作成されたもので、空飛ぶ円盤と地球との間に凄絶な戦争を展開すると云う空想科学映画。<監督フレッド・シャアズ。ヒュー・マアロア、ジョージ・テイラア、ドナルド・カーティス出演>
(三)「怪獣ウラン」(英エクスクリューシブ)八月中旬封切。
 今や空想科学映画はイギリスにも流行したようだ。本映画はウランを吸収して次第に巨大となる地底の怪物とこれを撃滅するため苦心する科学者との現代化学戦を描いたもの。
 レスリー・ノーマンが監督し主演はアカデミー男優助演賞を得たデイーン・ジャガー(一九五六年度作品)
(四)「宇宙戦争」(新版・ユニバーサル作品)九月末或は十月上旬上映

◎円盤テレビに進出
 空飛ぶ円盤を主題とした宇宙物語「誰かが見ている」が北村小松氏原作で七月廿六日の夜JOKR(ラジオ東京)のテレビにのった。円盤関係のオリジナルがテレビに進出したのは今度が最初で、映画会社の後援もありその発展が期待されている。
 今作品は毎週木曜日午后九時五〇分より放送。連続一三回の予定。

◎円盤座談会
 KRの宇宙物語を始めるに当って廿六日、プロローグとして円盤等についての座談会が催された。出演者は原作者の北村小松氏をはじめ糸川英夫博士、森田たま女史、大映の中代富士男氏等で、短時間ではあったがなかなか面白い有意義な座談会であった。

◎新聞、週刊誌、宇宙ものをとりあぐ
 ●●(判読不能)朝日は七月一九日号で「宇宙人」をトップに特集、いままで報道されている宇宙人に関係する記事の集大成を掲載したのをはじめ、七月十七日より東京新聞が「火星」を数面に亘り特集するなど、ようやく火星の地球接近が近付くにつれて“宇宙もの”の人気が高揚してきたようだ。

◎出版界も賑わう
 元々社が最新科学小説全集(全十冊)を刊行して好評の折から、こんど講談社が青少年向として“世界科学冒険全集”が発刊され、若い人の研究的読書熱にこたえようとしている。

◎アメリカ航空基地に円盤飛来
 七月廿一日の読売新聞に伝えられEAFP電によれば、米カンサス州の道路警察は一九日、パッチンソン海軍航空基地のレーダーが急速度で東京に飛ぶ「ボールあるいは火の玉」ようのものをキャッチしたと発表した。
 警察に同行した土地の新聞記者が報ずるところによると、かれは一八日夜半すぎと午前一時頃、この「火の玉」のようなものを二度見たが、この物体は時に水平に、時には垂直に運動し、またこの物体は時には〇〇の方向に、時には側方に向って緑または青緑色の色を出していた、ということである。

◎東京で円盤映画の試写会
 コロンビア映画の御厚意により八月四日午后一時より本社試写室にて「空飛ぶ円盤地球を襲撃す」の試写会は開かれる予定。東京近在の会員にはすべて招待券が発送された。
 本部では今后も逐次東京を問わず各地でこういう催しのできるよう準備を進めている。
 尚当日の試写会は酷暑にもかゝわらずあふれる程の会員が参集し、互いに初顔合せの名刺を交わした后一時間三〇分に亘り映画を鑑賞した。終って荒井氏より会の運営方針等について話があり、会費・入会金等を決め、又役員を選出した。
 そのあとで日刊スポーツ主催の座談会に北村小松先生、荒井、安藤、柴野、金沢等の役員が出席した。

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