超常現象情報研究センター

海外著作紹介ジョージ・アダムスキー著空飛ぶ円盤同乗記
(宇宙機第2号P9)

  表記、仮名遣い等は可能な限り原文を踏襲しております。言葉遣いの間違いと思われるところも、あえて残してあります。

 「空飛ぶ円盤着陸す」(同著訳・高文社刊「空飛ぶ円盤実見記」)をあらわし、地球人として金星人と会見した手記をはじめて発表し世界を亢奮のるつぼと化した著者が、再び世におくる問題作。著者アダムスキーは、その后ロサンゼルスの街中で二人の宇宙人と再開した。彼等は宇宙との連絡者として地球に来ている。一人は火星人であり他の一人は土星人であった。彼等宇宙人は、アダムスキーを自動車で砂漠地帯へ案内し「空飛ぶ円盤」に搭乗することとなった。彼はその内部構造を克明に描写し、その複雑な機能と飛翔の原理とを宇宙人をして語らしめている。円盤はやがて母船に達した。母船は巨大な葉巻型で直径一五〇フィト、全長二〇〇〇フィト近くあった。こゝでも宇宙人によって母船の内部や機能が克明に語られ「母船自体は自然力つまり電磁気を利用して」おり「宇宙間のあらゆる天体は宇宙そのものに対して陰極になっており、いわば電磁気力の海を泳いでいるようなもので、陰極の強烈な放射線は他の陰極の物体に反発し、同時に摩擦の発生を防ぐ」と説明されている。こゝでも多数の写真図式を使って読者の興味はますへつのるばかりである。
 その后二ヶ月たって、アダムスキーは土星の空飛ぶ円盤に乗ることができた。この円盤は前回のよりも大型で径一〇〇フィト近くあり、長距離用のものであった。さらに母船内の宇宙研究所の機能に驚嘆し、宇宙の広大さと美しさ、更には従来地球人のいだいてきた宇宙に対する既製知識が全く間違ったものであることも知らされた。そして宇宙人の長老をして宇宙人の著しく優れた「精神感応力」と宇宙の「神」の前に地球人の斗争が全く無益な事を説かしめ、最后の事では、母船に搭乗して金星を観測した記録を詳細に描写している。
 読者は本書の内容に非常な魅力を感ずる一方必ず或る程度の懐疑心を抱かれるに違いない。丁度ガリレオの新説を聞いた場合のように−。しかし科学の進歩は懐疑から出発する。われわれは素直にアダムスキイの言に耳を傾けようではないか。そして、疑問の解明に一歩踏み出そうではないか。
 本書は、円盤関係出版物としても、前著動揺異例の豊富な内容とユニークな著述である。近く光文社より「空飛ぶ円盤シリーズ」の一巻として翻訳出版される。ゼヒ一読をおすすめする。

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