一般社団法人潜在科学研究所 The Potential Science Institute

第44号 中東のノストラダムス

 1月も後半となりましたが、今年最初のメルマガをお届けします。本年もよろしくお願いします。

 一般社団法人潜在科学研究所では、昨年4月から毎月の関連記事収集を開始しました。その中で、2014年についての予言もいくつか拾っております。

 例えば、今年2月22日は、北欧神話で世界の終わりを意味するラグナレクが始まるという予言があります(http://japanese.ruvr.ru/2013_11_17/124548783/)。また、今年中旬、太陽系が巨大なガス雲に包まれるという予言もあるようです(http://japanese.ruvr.ru/2013_11_01/123749423/)。ただし、このガス雲の直径はたかだか1,600万kmということですから、とても太陽系など覆えるものとは思えません。

 他にも、かの市川海老蔵が心酔する新宿のゲイバーのママが、今年春に中国が九州に攻めてくると予言したとの記事もありました。

 そしてレバノンでは、かの「中東のノストラダムス」こと、ミシェル・ハーイクが昨年末のレバノンのテレビ局mtvの特番に登場し、今年起こる事件を予言しております。

 ミシェル・ハーイクについては、文芸社刊『検証予言はどこまで当たるのか』でも紹介しましたが、毎年12月31日、レバノンのテレビ特番に登場しては翌年の事件を予言しております。昨年は特別に、6月28 日にもテレビ出演しましたが、番組の内容はいつも同じで、あらかじめメモしてきた100以上もの予言を女性司会者の前で読み上げるというものです。ただし、予言者もテレビ局もレバノン国籍なので、対象となる事件もほとんどがレバノンや中東の事件です。そして、1 つ1つの予言は、非常に曖昧なものが多く、したがって的中したかどうかの判断も非常に困難です。

 2013年12月31日の番組では、前半で、2013年の予言のうち的中したものをまず紹介しておりました。的中したとされる予言の中には、ミカティ首相が辞任する、という予言もありました。実際ミカティ首相は昨年辞任を表明しましたが、未だに首相のままです。年末に起きたシャタフ前内務大臣の爆殺事件については、「ハリーリ前首相が盟友をなくす」という予言が的中したものとして紹介されていました。言うまでもないことですが、ハリーリ前首相には政治的な同盟者が大勢おり、「盟友をなくす」というだけでは、爆殺か自然死か喧嘩別れかまったく区別がつきません。正直言ってハーイクの予言は、ほとんどがこんな感じの、具体的に何がどうなるかわからないものです。

 ともあれ、2014年です。今年もハーイクは、190件もの予言を読み上げました。そのうち160件以上はレバノンと中東に関するものです。レバノンでは爆弾事件が続くとか、パレスチナ難民キャンプで暗殺事件が起こる、宗教界でスキャンダルが発生など、やはり曖昧な内容が多いようです。
 中東についても、イランの核開発があらためて注目を浴びるとか、リビアで暗殺や誘拐が相次ぐ、チュニジアで政治的対立が再燃するなど、現在の中東情勢を見れば想定の範囲内のものと言えます。他方、ロシアでプーチン大統領かラブロフ外務大臣が暗殺される、アメリカのオバマ大統領が銃撃されるといった、比較的はっきりしたものもあります。こうした予言については要注目でしょう。


                 主任研究員羽仁礼記(2014年1月22日配信)

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