超常現象情報研究センター

  ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース
(Jucelino Nobrega da Luz)

《超常事典:予知・予言》

 

【本文】
 1960〜。ブラジルの予言者。『未来からの警告』[1]によれば、19603月、ブラジルのパラナ州マリンガ市フロリアーノで農家の三男に生まれる。両親は高い教育は受けていなかったがまじめで謙虚であった。生活は厳しかったが、両親は子供の教育には力を入れ、ジュセリーノも戦争で疎開していたスイス人からドイツ語を学ぶ。両親はジュセリーノを、4つの言葉の違う学校へ通わせ、ジュセリーノは高校、大学の入試も受けた[2]
 予知夢を見始めたのは1969年、9歳の頃で、アンシエタ街道の自動車事故を予知。母に連れられて当事者の家まで警告に行ったが無視され、予知のとおりに事故が起きたという[3]。一方『予言者ジュセリーノ未来からのスピリチュアルメッセージ』[4]によれば、小さい頃からたびたび、突然トランス状態になって気を失うことがあり、7歳の頃には母親に病院に連れていかれ、脳波の検査を受けたが、とくに異常は見つからなかったという。その頃よく不思議な金色の光の球を見た。この光はブラジルでは「黄金の母(マイン・ドウル)」と呼ばれ、それが降りてくる場所には宝物が埋まっているという言い伝えがあった[5]。またジュセリーノの叔父も予知夢を見ていたという[6]13歳の頃から、何者かの声に導かれて、予知夢の関係者に手紙を書くようになった[7]13歳でウチンガ市の水道設備や電子部品を扱う会社のアシスタントとなり、翌年正式採用。15歳から16歳まで他の会社のオフィス・ボーイ、さらに冶金工場で鋳造の仕事。1979年、19歳で高校を卒業し1980年に両親から独立。1999年から2000年まで代用教員として北米文学と英文法を教えている[8]。予知夢は週に6日間送られ[9]、予知夢を見ると関係国大使館や関係者に手紙を書き、その発送証明書を証拠として提示する。また一部は公証人役場で文書登録している。事件の起こる日時については、古代エジプトの数学を用いて計算しているという。『未来からの警告』によれば、多くの人からの相談にこたえてこれまでに87,000通の手紙を書いたというが[10]、『ジュセリーノの予言』[11]によれば、予言の数は10万以上になっている[12]。予言の的中率は、自ら90%と述べる[13]
 彼の能力に関し、20053月、テレビ局の要請でサンパウロのクリニックがポリソムノグラフィーの検査を行った。担当医のアデミル・バチスタ・シルヴァ医師によればレム睡眠の数が多く、普通の人は20%夢を見ているのにジュセリーノは3032%であるという[14]
 これまでに2001年の911事件、2002年のワールドカップでのブラジルの優勝、スペースシャトル、チャレンジャーの事故(1986)、ベルリンの壁崩壊(1989)、地下鉄サリン事件(1995)、ダイアナ妃暗殺(1997)などを予知したという[15]

 


評価】
T.予言の検証法
 ジュセリーノは、自分の予知の証拠として、郵便局の発送証明書と公証人役場で登録された文書の写しを提示することが多い。しかし、このやり方にはいくつか疑問がある。
 まず発送証明書については、単に特定の日付に特定の番号の付いた何らかの手紙が郵便局で受け付けられたことを示すだけである。発送証明書が真正のものであるとして、日付と宛先は確認できるものの、この文書にどのような内容が書かれていたかまで証明するものではない。要は、とりあえず発送証明書を手に入れておいて、後になって同じ番号と日付でまったく内容の異なる手紙を作り、先の発送証明と一緒に提示している可能性が排除できないということだ。
 公証人役場で登録した文書についても、ジュセリーノが登録した日付と手紙の日付は一致していないものが多く[16]、中には事件発生後登録されたことが明らかなものもある[17]。この意味で、過去に的中したとされる予言の証拠書類は、まったくその予知能力の証明になりえない。
 他方、2007年以来、ジュセリーノとその予言を紹介する著書が、日本で7冊出版されている。それらは『未来からの警告』[1]、『ジュセリーノ未来予知ノート』[18]、『続未来からの警告』[19]、『ジュセリーノの予言』[11]、『予言者ジュセリーノ未来からのスピリチュアルメッセージ』[4]、『ジュセリーノの警鐘』[20]、『リアル・シークレット』[21]である。他に、2007524日付「東京スポーツ」紙及び月刊誌『ムー』20076月号にも関連記事や予言が掲載されている[22]。そこで当法人としては、こうした出版物において、当該出版物発行後の日付が指定された予言であり、本ページ記述時点(201494)までに的中したかどうか確認可能なものを拾い出し、検証を行うこととした[23]

U.予言の問題点
 ジュセリーノの予言を拾い出し、的中したかどうか判断するにあたり、いくつか検討すべき点が判明した。それらは、1.条件付の予言がある[24]2.日付、場所、事件の内容(たとえば地震等)が一致しているが、細部で若干相違する複数の予言がある[25]3.客観的な確認の難しいものがある[26]4.複数の日付、あるいは場所が選択的に提示されたものがある[27]5.ある程度の期間を定めた予言がある[28]6.数年、あるいは数ヶ月にわたり同じ内容の予言がある[29]7.同じ事件を予言したものかどうか判断が難しいものがある[30]8.ほぼ必ず必ず的中するもの(現密な意味で予言と言えないもの)がある[31]、といったものである。

V.上記の問題に対する対応
 上記U.の問題点は、あるいは出版社による校正ミスにより生じた可能性もある。しかし当法人として、出版社の校正ミスまで検証することは不可能であり、また今回はその必要もないと考える。そこで以上の諸点に対しては以下のように対応することとする。

1.条件付予言については、事件が起こるとされた時点で条件が整っていないことが明らかなものは予言として成立していないとみなし、カウントしない。
2.事件の描写から同一の事件を予言していることがほぼ確実と思われる場合は1件の同一の予言とみなす[32]
3.客観的に的中したかどうか確認できない内容の予言はカウントしない。
4.選択的に複数の場所や時間が示された場合は、別の予言として扱う(下記W.1.56.等)
5.ある程度の時間的範囲内に事件が起こるとした予言は、継続性が認められる限り1件の予言とみなす(下記W.11.等)

6.事件の内容、場所はほぼ同じであっても、1日でも日付が異なれば別の予言として数える。同様に、同じ日に類似した事件が予言された場合でも、場所が異なれば別の予言とみなす(下記W.239.240.等)。ただし、一連の事件の一環として複数の国が被害を受けると解釈できる場合は1つの予言とみなす(下記W.78.140.142.等)。
7.見方によっては必ず的中するとみなされるものは含めない。
8.ジュセリーノ本人が自分の考えであって予知夢でないとするものは含めない[33]

W.対象予言一覧
 こうした条件にあてはまる予言は以下の304件となる。

2007
1.713日、日本で大地震発生[34]
2.10月に日本で地震と台風の被害。
3.1217日、アメリカでテロ事件。
4.12月以降、黒い雲が世界中に広がる[35]
5.ブラジルで渡り鳥による鳥インフルエンザが広がる。
6.新しいデング熱が出現。
7.トルネードがリオデジャネイロを直撃し数千人死亡。
8.鳥インフルエンザが日本やアジア、ヨーロッパに拡大。
9.アル・ゴア元アメリカ副大統領のノーベル平和賞受賞。

2008
10.115日、バリ島でM7.5の地震、死者5,000人以上。
11.21528日、川崎でM6.3の地震。
12.36日、メキシコでM6.7の地震。
13.37日、イランでM7.3の地震。
14.38日、コロンビアでM6.8の地震。
15.38日、台湾ブーリー市でM6.8の地震、被災者3.000人以上。
16.325日、太陽表面で爆発現象が活発になり、20121231日まで継続。
17.43日、ギリシャでM6.6の地震。
18.414日、千葉でM6.7の地震[36]
19.4月、ブラジルで厚生省、文部省、財務省を巻き込むスキャンダル発生、違法な製品が出回る。
20.4月、イタリアのテロ攻撃で対立。
21.4月、パレスチナとイスラエルの対立で20人以上死亡。
22.4月ニジェールで大きな反乱、対立。
23.4月、レバノンでテロ攻撃、50人以上死亡。
24.4月、ブラジルでは雨によってリオデジャネイロ、ミナスジェライス、サンパウロが崩壊。
25.4月、出血性デング熱の新しい症例。
26.4月、ブラジル北東部セルトンで大洪水と旱魃で多くのものが失われる。
27.4月、ポルトガルの大火と水不足。
28.4月、モスクワから100キロでM6.8の地震。
29.57日、インドネシアでM6.5の地震。
30.59日、ユジノサハリンスクでM6.8の地震。
31.514日、千葉でM6.7の地震[36]
32.515日、ペルーでM6.6の地震。
33.524日、トルコでM6.3の地震、死者300人以上、負傷者数千人。
34.525日、エルサルバドルでM6.3の地震。

35.5月、ブラジルで大きな抗議行動。
36.5月、千葉でM7.2の地震。
37.5月、日本でノロ・ウィルス対策が重要になる。
38.5月、ブラジルのアクレ州で豪雨と猛暑による洪水、及び派生する問題。
39.5月、ブラジルのマトグロッソとマトグロッソ・スール州で口蹄疫。
40.5月、ブラジルで航空機墜落。
41.5月、太陽面活動が活発化し温暖化が加速、以後火災が多発
42.5月、リオデジャネイロで交通事故の死者多数。
43.5月、パラグアイで出血性デング熱が55%増加。
44.66日、パキスタンでM6.8の地震。
45.616日、台湾ブーリー市でM7.4の地震、死者数千人。
46.6月、サンパウロやリオデジャネイロの医療機関で悪い医療サービスや管理体制の問題が噴出。
47.6月、大阪でM6.3の地震。
48.6月、台風が日本を直撃、大問題。
49.6月、ジャカルタでM7.2の地震。
50.6月、中国で台風による大洪水、何千人もの死者。
51.6月、バングラデシュとフィリピンにも台風。
52.6月、カリブ海でハリケーンが大問題となり、メキシコ、ジャマイカ等で多くの死者。
53.6月、3つの竜巻がテキサスなどを襲う
54.6月、インドで大洪水、何十人か死に、千人以上がホームレスになる。
55.6月、アメリカのエイズ感染者が人口の40%になる。
56.713日、日本で大地震[34]
57.716日から915日の間日本の気温が43度から45度まで上昇。
58.718日、フィリピンでM8.1の地震。
59.7月、ブラジル南部やアメリカの台風被害。
60.7月、ブラジルでホームレス間の対立。
61.7月、日本を強い台風が襲い多くの死者。
62.7月、オーストラリアを大型サイクロンが襲い、住宅破壊などが発生。
63.7月、チリでM6.9の地震。
64.7月、フランスを大洪水が襲う[37]
65.7月、ドイツを大洪水が襲う[37]
66.7月、モルドバを大洪水が襲う[37]
67.7月、トルコでクルド人との紛争が増加。
68.7月、イラク北部で爆破テロ、100人以上死亡。
69.7月、アルジェリアの反乱と紛争。
70.7月、アルジェでM7.1の地震。
71.7月、日本で消費が4.2%増加し経済成長が加速。
72.7月、アマゾンでM3.1の地震。
73.7月、イギリスでアルカイダのテロ。
74.86日、東京でM6.5の地震。
75.8月、台風がアメリカ、メキシコ、ジャマイカに被害を与える。
76.8月、ブラジルのフォルタレーザでM4.2の地震。
77.8月、テルアビブでM5.3の地震。
78.8月、リマでM7.8の地震、何十人か死にホームレスが何千人も発生。
79.8月、ブラジリアの連邦区で黄熱病、病原菌の突然変異で流行のおそれ。
80.8月、台風が日本を直撃。中国にも被害を与え、何千もの家が倒壊、豪雨による洪水[38]
81.8月、韓国を台風が直撃、多くの家が破壊される。
82.8月、レバノンのテロ攻撃で反乱と紛争、63人以上死亡。
83.8月、ブラジル南部で旱魃、リオグランデ・ド・スール州ポルト・アレグロで大地震が起こり洪水が起こり大雨で孤立。
84.8月、カシミール地方をM8.2の地震、何千人もの死者と家屋の破壊。
85.8月、イギリスでアルカイダのテロ。
86.96日、モンゴルでM6.4の地震。
87.97日、エクアドルでM5.9の地震。
88.913日、中国で地震が起き30メートル以上の津波が海岸を直撃。震源地は南寧と海南島。死者100万人。
89.913日、東海でM8.6の地震、3万人が被災し死者600以上。
90.9月から鳥インフルエンザが日本で発生し926日までに他のすべての国に広がる。
91.9月、ジャカルタ南西で飛行機墜落、60人以上死亡。
92.9月、ブラジルのペルナンブーコ州ガララペスの2つの建物に倒壊の恐れ。
93.9月、ブラジルのバイシャーダ・サンチスタで最高6メートルの高波が襲い、人々がパニック。
94.9月、ウルグアイの紛争で多くの犠牲者。
95.9月、アクレ及びアマゾン、パラーにおいて紛争によって森林が違法に伐採。
96.9月、インドで列車事故、何百人か死亡。
97.9月、スマトラ島でM6.4の地震。
98.9月、フィデル・カストロの健康問題再燃。
99.9月、ブラジルの川の支流の減少と雨の不足でサンパウロに給水。
100.9月、イギリスでアルカイダのテロ。
101.9月、アメリカのエンパイア・ステート・ビルでテロ。犯人はアリゾナから来る。
102.104日、台湾でM6.8の地震。
103.1016日、コーネル大学で乱射、15人殺害。
104.10月、アメリカは2007年平均の汚染度を15%増加。
105.10月、経済発展に伴う問題で中国は水不足。
106.10月、エジプトのテロ攻撃で43人が死亡。
107.10月、南アフリカの大きな紛争。
108.10月、M6.6の地震で柏崎刈羽原発の放射能漏れ。
109.10月、イスラマバードでイスラム教徒の暴動、113人死亡。
110.10月、オランダが海面上昇によって損害。
111.10月、キルチネル・アルゼンチン大統領に対する反政府運動。
112.10月、チリでM7.5の地震、死者数十人。
113.10月、スマトラ島ブンクル州とジャカルタに隣接する地方でM7.3の地震。
114.10月、ブラジル南部で大干ばつ始まる。
115.115日、フィリピンでM7.8の地震、津波が発生死者5,000人以上、被災者数千人。
116.1112日、インドでM6.5の地震。
117.11月、ジェラルド・アルキミンがサンパウロ市長。
118.11月、ウルグアイで兵器の大規模な横流し、政府職員間の危機など。
119.11月、ブラジルで基金の横領と言うスキャンダル。
120.11月、ブラジル各地の刑務所で反乱。
121.11月、ブラジルの多くの刑務所で燃料に不純物が混入していたことが明らかになる、いくつかの食品に偽造。
122.11月、日本でインフルエンザが増加、インドネシア、韓国、中国にサブタイプ9。
123.11月狂犬病がサンパウロ、ミナスジェライス、マット・グロッソ、マット・グロッソ・ド・スール、ゴイアスの都市中心部に蔓延。
124.11月、デング熱がブラジルで流行。
125.11月、東京から60キロでM6.5の地震。
126.11月、HIVウィルスに対する最初の実験的ワクチンが現れる。
127.12月、リオデジャネイロのスラム街の暴動で通行人や警官に多くの死傷者。
128.12月、アメリカの大学が襲撃され20人以上の死者と負傷者。
129.12月、ノルウェーでも大学襲撃。
130.12月、ポール・マッカートニーに健康上の問題が生じ入院。
131.12月、カリフォルニアで大火事。
132.12月、ニューオーリンズでハリケーン。
133.12月、メキシコ湾流と北大西洋海流の動きが崩れ、ヨーロッパでは局地的な氷河期の原因。
134.12月、コロンビアでM6.6の地震。
135.12月、メキシコでM7.9の地震、首都に何千もの死者。
136.12月、スマトラでM7.4の地震、何百人という負傷者。
137.12月、バングラデシュでハリケーン、何千ものホームレスと死者。
138.12月、フランスで反政府暴動。
139.12月、リオで暴動、多くの犠牲者。
140.12月、日本と韓国ではインフルエンザ対策が最重要課題。
141.12月、ヨーロッパで猛吹雪、いくつかの空港閉鎖。
142.12月、イスラム過激派がアフガン、パキスタン、イスラエル、レバノンで多くのテロ攻撃。
143.12月、ブラジルの大都市で結膜炎が大きな問題となる。
144.2008年、アメリカ、インド、中国、タイ、アフリカなどが猛暑、水不足で数千人死亡。
145.2008年夏、日本でデング熱が流行、気温が4345度に達する。
146.世界で深刻な問題は2008年から始まり、まずは大きな水不足が起こる。
147.2008年、ブラジルのルワナという薬草からエイズ・ワクチンが開発される。
148.2008年、日本で新しいウィルスが猛威。
149.日本は2008年から2011年まで好景気。
150.2008年のアメリカ大統領選挙で民主党勝利。
151.ブッシュの次に大統領となるのはアル・ゴア[39]
152.日本の民主党は近いうちに政権をとる[40]
153.2008年、ハンタ・ウィルスがブラジル国民の健康に大きな問題となり、数千人が死亡。
154.2008年、アジアやアフリカで水不足が始まる。
155.2008年、日本はノロ・ウィルスに苦しむ。 

2009
156.15日、インドでM7.3の地震。
157.125日、大阪・神戸でM8.9(あるいは8.2)の地震、死者数十万人(50万人)[41]
158.2月、サンフランシスコでM8.9の地震。
159.319日、ブラジルで警察官と犯罪人の衝突で死者や反乱が広がり、リオデジャネイロで大きなテロ攻撃。
160.319日、エクアドルでM4.6の地震。
161.416日、グアテマラでM6.3の地震。
162.514日、サンフランシスコでM6.3の地震。
163.515日、ベネディクト16世の健康悪化。
164.516日、チリのサンティアゴでM8.3の地震。
165.517日、エクアドルでM7.7の地震。
166.73日、福島でM7.5の地震。
167.7月、中国、インド、フィリピンは大豪雨に悩まされる。都市における1日の降水量は過去最大となり、被害者の数も激増。
168.824日、イスタンブールでM8.9(あるいは8.2)の地震、死者1万人以上被災者数千人[42]
169.825日、中国の麗江でM8.2の地震。
170.93日、ニューオーリンズを最大級のハリケーンが襲う。
171.96日、ペルーのイカでM8.7の地震、死者900人、被災者4,550人。
172.911日、スマトラ沖でM8の地震[43]
173.926日、スマトラ沖でM8の地震[43]
174.1112日、インドでM6.5の地震。
175.1116日、台湾でM7.7の地震。
176.1117日、大阪・神戸でM8.2の地震、死者数千人。
177.1126日、ロシアのオルスクでM7.2の地震、死者7.000人、被災者1万人以上。
178.11月、日本で地震、死者数千人。
179.1216日、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州でM7.3の地震、死者数千人。
180.1226日、インドネシア小スンダ列島東でM7,8の地震。
181.2009年、インドネシアで鳥インフルエンザ(あるいは新型インフルエンザ)が拡大[44]
182.2009年、ブラジルで年金支払いが遅れはじめる。
183.2009年、サンフランシスコでM8.9の地震。
184.2009年、ブラジルのアングラ・ドス・レイスの原子力発電所に大きな問題。
185.2009年、日本はノロ・ウィルスに苦しむ。タイプが進み出血性となって蔓延。
186.2009年はヨーロッパ、アジア、南北アメリカで異常な大災害の年となる。とくにヨーッパやアメリカはハリケーンによる洪水の被害を受ける。その規模は2005年を上回る。
187.2009年、日本も過去に例を見ない巨大台風の直撃を受ける。
188.2009年から2036年にかけて熱波がひどくなり、世界中で数百万の死者。
189.2009年、日本で大きな航空事故。
190.ブラジルの経済危機で保険や年金が出なくなり都市や刑務所で暴動。
191.アメリカ軍は2009年からイラク撤退を始める。
192.日本でコレラが異常発生、2011年までに5,000人の死者。
193.アフリカやアジアでは食糧不足、韓国では経済に対する不満、ブラジルでは経済危機のため暴動。
194.インドネシアで新型インフルエンザ。
195.南アフリカで武装グループによるテロ。
196.リオデジャネイロはアングラ・ドス・レイスの原子力発電所トラブルで危険にさらされる。
197.2009年、アメリカをトルネードが襲い大停電で使者多数。
198.2009年地球に衝突する可能性のあるあらたな小惑星発見[45]

2010
199.119日、イタリアでM7.9の地震。
200.120日、コロンビア、ククタでM7.1の地震、死者3,000人以上。
201.131日における日経平均株価は8%減少。
202.36日、中国でM6.7の地震。
203.316日、アルゼンチンでM6.7の地震。
204.3月、インドネシアでM7.9の地震。
205.325日、北アメリカを竜巻が直撃、多くの死傷者。
206.325日、鳥インフルエンザ発生。
207.325日、台湾でM8.2の地震。
208.46日、ペルーでM7.3の地震。
209.513日、ブラジルのミナスジェライス州でM4.8の地震。
210.514日、東京でM7.7の地震、1万人の犠牲者、10万人以上が住居を失う。
211.66日、ツーラン大学で47名以上の学生殺害。
212.610日、フィリピンでM6.9の地震、死者数百人、被災者数百万人。
213.615日、アメリカの株式取引所が崩壊し世界中が深刻な危機に直面。
214.ニューヨーク株式市場暴落でアメリカ、日本、中国、ヨーロッパは深刻な景気後退。日本では経済成長がストップし、給与は激減、失業率は激増。インフレはハイパーインフレ。
215.915日、東京でM8.4の地震、死者7万以上。
216.1014日、インドでM7.8の地震。
217.112日、アルジェリアでM7.9の地震、多数の死者と被災者[46]
218.1119日、イランでM8.3(あるいはM8.1)の地震。
219.2010年、日本でかつて火災の起きた原発で新たな事故発生の可能性。
220.2010年にはもっとも強い太陽フレアが発生し地球の通信手段に影響。
221.2010年時点での死亡者数はAIDSが一位。死亡率では出血性デング熱、鳥インフルエンザ。
222.2010年に川崎で大規模な地震。
223.2010年、男女ともに平均寿命は73歳。
224.2010年、日本の消費税が35%に達する可能性がある。
225.2010年日本のタバコ一箱の値段は10ドル程度。
226.2010年日本の地価は上昇。
227.2010年、ガソリン価格は下がっていく。
228.日本では2010年までにふたたび経済成長の波が訪れ、その後6年間危機的だが2017年からよくなる。
229.2010年から2016年にかけての景気後退期に日中が経済的に協力。
230.中国経済は2010年まで急速な発展を遂げる。
231.2010年ワールドカップで日本は予選落ち、監督は別の人。
232.2010年優勝国はドイツ、二位フランス、三位イタリア[47]
233.2010年の地上デジタル波の移行は円滑でその後40年間継続。
234.2010年、淡水の消失22%、森林の消失13%、エネルギー消費25%上昇。
235.海面が上昇し人が住めなくなる海岸が増える。
236.アメリカで新型インフルエンザ。
237.中国経済が水不足で崩壊。
238.アフリカが摂氏59(58)になり水不足[48]
239.2010頃、ロボット工学の分野で新技術の波、知性を持ったロボットなどが誕生。
240.2010年に地球に衝突する可能性のあるあらたな小惑星発見[45]

2011
241.217日、パキスタンでM7.8の地震。
242.217日、アフガニスタンのタハール近くでM7.8の地震。
243.33日、ブラジル南部と北東部での旱魃が原因で農業労働者たちが抗議。
244.316日、アルゼンチンでM6.7の地震。
245.421日、マニラでM5.3の地震、被災者数千人。
246.528日、インドネシアでM6.4の地震。
247.626日、熊本でM6.8の地震。
248.75日から9月までの間、ネパールのツォーロパ氷河湖が決壊し洪水。
249.726日、千葉でM6.8の地震、数千人の死者。
250.92日、コスタリカでM7.6の地震、数千人死亡。
251.912日、メキシコでM8.2(あるいは7.6)の地震。
252.108日、癌の治療法発見。
353.1114日、中国でM6.9の地震。
254.1227日、中国でM5.3の地震。
255.2011年から新型インフルエンザの問題が深刻化し、2013年までに世界中で7,300万人が死亡。
256.新しいウィルス「エルス」が発生し、2013年までに数百万人が死亡。
257.日本で新しい宗教団体が複数現れ論争。
258.水不足で新たな戦争[49]
259.原油価格が今(2008年)より高騰し、世界的なエネルギー危機。
260.日本経済破綻。
261.アフリカは2011年までに最高気温が摂氏58[48]
262.鳥インフルエンザが世界的に拡大し2013年までに7,300万人の死者。
263.世界的なエネルギー危機。
264.2011年新東京タワー完成。
265.2011年、新しい教皇。
266.2011年からおそらく翌年にかけて、人間が引き起こした地球温暖化に太陽のフレアによる干渉が加わって、世界中にとてつもない危害が及び、生命の生存が脅かされる。
267.2011年までに日本でエタノール燃料が実用化。
268.2011年、中国経済が水問題で減速。
269.2011年から2016年にかけて負債の問題が日本と世界の人々の生活に重大な影響。

2012
270.317日、大阪でM8.9の地震、5万人以上の死者。
271.322日、モンゴルでM7.9の地震。
272.515日、トルコのボアジチで列車衝突事故、数千人の死傷者。
273.67日、ペルー沿岸地域でM9.1の地震、死者数千人。
274.69日、テルアビブのテロ攻撃で80人死亡。
275.72日、フィリピンでM8.1の地震、死者5,000人以上。
276.731日、インドネシアのクラカタウ火山爆発開始。
277.814日、ロシアのチタでM8.1の地震、死者約5,000人、被災者15,000人。
278.816日、カナダでM5.8の地震。
279.912日、アマゾンの森林が焼き払われ、黒い穴のような大地が広がって砂漠化が始まる。
280.924日、マニラでM7.2の地震、死者1万人以上、被災者4万人以上。
281.1112日、大分でM5.7の地震。数千人の被害者、3,000人以上が住まいを失う[50]
282.1112日、鹿児島でM5.7、数千人の被害者、3,000人以上が住まいを失う[50]
283.1127日、インドでM8.3の地震。284.2012年夏、世界的な気温上昇。アメリカ西部の多くの都市で最高気温の記録。気温は連日摂氏53度以上。もっとも顕著な場所は、ネバダ州ラスベガス、コロラド州デンバー、アリゾナ州など。日本のいくつかの地域で気温が摂氏51度。ブラジルでも主要な場所で48度。
285.2012年、大阪でM8.9の地震発生
286.2012年、アメリカと日本の意見衝突で日本は制裁を受ける
287. 2012年以降エネルギー不足で大規模な停電が頻発

2013
288. 213日、中国でM8.9の地震
289. 723日、ドイツで腺ペスト流行
290. 823日、香川、岡山、広島でM5.47.93つの地震が立て続けに発生
291. 2013年、出血性デング熱により7,300万人の死者が出る可能性
292.2013年、脳腫瘍以外のガンの治療法が発見される
293.111日から25日の間、カナリア諸島で火山噴火、津波によりブラジル、カリブ沿岸、アフリカ、ヨーロッパ、中央アメリカ、南米、北アメリカを高さ150メートルの津波

2014
294.3月、アメリカと日本の取引正常化。
295.日本、南北朝鮮、中国、タイ、台湾が多くの経済的問題に見舞われ、アメリカに成長の機会。
296.318日、横浜でM6.3の地震。
297.530日、千葉または滋賀でM5.8の地震。
298.86日、マダガスカルでサイクロン「マヌー」発生。
299813日、ジャカルタで飛行機墜落、155名死亡。
300.2014年にはさらに気温上昇が進み、広範囲で農業を行うことが不可能になる。

201494日以前までの一定期間を定めた予言)
301.2006年から2009年まで、ヨーロッパの熱波や旱魃が最もひどくなる。
302.2005,20062009の間南アフリカで全国規模の暴動。2009年と2010年に無法者や一般市民が交通手段へのテロにおびえる。
303.2007年から2009年にかけて洪水がサンパウロ、リオデジャネイロ、ベロ・オリゾンテ、アクレ、ペルナンブーコ、セアラーに被害。
304.2016年のオリンピックは東京で開催。

X.判定
 結果の判定にあたっては、具体的な日付まで予言された事例については、発生日が1日でもずれればはずれとみなすことにした。これは、日付が1日でも異なれば別の予言とみなすという条件からも当然である[51]。ただしジュセリーノ本人がある程度の期間を定めた場合、例えば上記W.11.のようなものや、9月中、2009年中としたものは、この期間中に予言されたものと同質の事件が起これば的中とみなすことにした。地震のマグニチュードについては、同じ地震を予言したと思われる事例において、ジュセリーノ自身若干異なる数字を述べていることもあるので、ある程度の許容範囲は認めることとした。

 こうした条件を満たした上で、的中と判断してよいと思われる事例は以下の9[52]
1.2007年、アル・ゴア元アメリカ副大統領のノーベル平和賞受賞。
2.20084月、パレスチナとイスラエルの対立で20人以上死亡。
3.20087月、トルコでクルド人との紛争が増加。
4.20087月、モルドバを大洪水が襲う[53]
5.2008年のアメリカ大統領選挙で民主党勝利。
6.日本の民主党は近いうちに政権をとる。
7.2009年日本で大きな航空事故[54]
8.アメリカ軍は2009年からイラク撤退開始。
9.2010年に地球に衝突する可能性のあるあらたな小惑星発見[55]

 予言の内容に比べるとあまりにも小さい規模であるが、一応予言の日時に予言されたような事件が起きた例としては以下の4
1.20088月、レバノンのテロ攻撃で反乱と紛争、63人以上死亡[56]
2.20089月、スマトラ島でM6.4の地震[57]。 
3.20086月、中国で台風による大洪水、何千人もの死者[58]
4.2009年、インドネシアに新型インフルエンザが発生する[59]

 いくつかの国に同時に発生する災害や、日本が同時に複数の災害で被害を受けるなどと予言したもののうち1つだけ当たったものとしては以下の6件。1.200710月に日本で地震と台風の被害[60]
2.20086月、バングラデシュとフィリピンも台風で被害を受ける[61]
3.20088月、台風がアメリカ、メキシコ、ジャマイカに被害を与える[62]
4.20088月、台風が日本を直撃。中国にも被害を与え、何千もの家が倒壊、豪雨による洪水[63]
5.200812月、イスラム過激派がアフガン、パキスタン、イスラエル、レバノンで多くのテロ攻撃[64]
6.20097月、中国、インド、フィリピンは大豪雨に悩まされる。都市における1日の降水量は過去最大となり、被害者の数も激増[65]

 条件付ではあるが、場合によっては的中とみなしても良いものは以下の3件。
1.200810月、イスラマバードでイスラム教徒の暴動、113人死亡[66]
2.2010年日本の地価は上昇[67]
3.2010年の地上デジタル波の移行は円滑でその後40年間継続[68]

 なお、上記W.66.の「20087月、イラク北部で爆破テロが起きる」という予言に関しては、75日に爆弾テロが起きてはいるが、これは北部ではなく中部バアクーバで、犠牲者の数も28人であったので、的中とはしない[69]。同様に上記W.72.に関し、88日、都内多摩東部でM4.5の地震が起きた例もあるが、日付が異なる上規模もかなり小さいため的中とはしない[70]

 今回選択したジュセリーノの予言の的中率は、今回的中と判断した9件のみを数えればとすれば、2.96%。最大限譲歩して22件を的中としても7.24%となる。

Y.課題と問題点
 今回当法人としては、「確実に事前に予言された」という点を確保するため、日本での出版物出版時を基準として真に予言といえるものを選んだ。その結果、上述の通りの的中率となった。また、今回的中とした予言についても、モルドバの洪水を除き、いずれもが「合理的な予見可能性の範囲内にある事件」と言わざるを得ない[71]。パレスチナとイスラエルの対立、トルコのクルド人問題は、いつでも爆発する火種を含んだ未解決の紛争であるし、地球に衝突する可能性のある小惑星もほとんど毎年のように発見されている。アメリカの大統領については共和党か民主党の二者択一であるし、ゴアのノーベル賞受賞についても、この予言が確認されるのはゴアが候補者として発表された後のことである[72]
 他方、このように時期を区切って特定の予言のみを選抜し、その的中率を出すやり方が批判を免れ得ないことも確かである。どのような能力者であっても、調子の悪いスランプの時期はあるであろうし、的中率よりも中身の精度を重視すべきとの意見もありうるだろう。また今回は、あくまでも日本で公表された予言に限って検証しているから、日本では知られていない多くの予言が隠されている可能性もある。そこで今回の結論のみをもって、ジュセリーノの予知能力に最終決着がついたと主張するつもりはない。ただし、ジュセリーノ本人が言うように的中率が90%程度になるためには、上記で検証した予言と同期間に2,500件以上の予言を的中させている必要があるが、少なくとも現時点ではそのような事実は確認されていない[73]
 最後に、ジュセリーノの予言の内容について述べると、2006年ワールドカップで4位までの順位とベスト・エイトまでの対戦スコアの詳細をPK戦の点数まで的中させたり[74]2007年のインドネシア地震の時間や規模までほぼ正確に的中させた[75]という人物にしては非常にお粗末と言わざるを得ない。しかし、このように見事に的中したとされる予言については、事件発生後に「証拠」の手紙を書いたのではないかとの疑惑も持たれている[76]
 さらにジュセリーノは、2007326日の時点で、リンゼイ・アン=ホーカー殺害容疑者市橋が同年末までにブラジルに逃げると予言しているが、同容疑者は20091110日に国内で逮捕されており、海外逃亡はなかったことが明らかとなっている[77]。またジュセリーノは2007年、2008年と2010年、さらに2011年から2013年と、なんども鳥インフルエンザ、あるいは新型インフルエンザの流行を予言しているが(上記W.8.90.207.237.254.)、豚インフルエンザが大流行したのは2009年春からであり、翌年3月から沈静化し始めた。つまりジュセリーノがなぜか予言していなかった年にインフルエンザが流行している。さらにカストロの健康問題が浮上したのは予言された20089(上記W.98.)ではなく12月になってからであり、このような充分予測可能な内容でさえ、発生時期を間違えている。そして当法人としては、このようないつか必ず発生してしかるべき事件に関しては、発生時まで的中しないと予言が当たったとみなさない。

【脚注】

[1]マリオ・エンジオ(著)韮澤潤一郎(監修)山川栄一(訳)『未来からの警告』たま出版、ISBN978-4-8127-0234-5(2007410日発行)

[2]上記[1]P245

[3]上記[1]P243244

[4]ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(著)『予言者ジュセリーノ未来からのスピリチュアルメッセージ』講談社、ISBN978-4-06-214956-3(2008102日発行)

[5]上記[4]P14

[6]上記[1]P246

[7]上記[1]P243

[8]上記[1]P249

[9]上記[1]P240

[10]上記[1]P5513歳のとき(19733)から、著者がジュセリーノを訪れたという200548日まで(385ヶ月)の間に87,000通を書くには、月約226通、つまり毎日休みなく7通から8通書き続けた計算になる。確かに驚異的な数字だが、不可能とも言えない。上記[1]P56によれば、134時間手紙を書いているという。これらは個人的な相談に対する返書を含むものであるが、ジュセリーノは1通の書簡に多い場合は50以上の予知を書き込むこともあり、また同じ予言を複数の書簡で述べていることもあるので、予言の総数は不明。

[11]テレビ東京「史上最強の予言者ジュセリーノ未来を変える5つの警告」製作班(編)『ジュセリーノの予言』Softbank CreativeISBN978-4-7973-4873-6(2008426日発行)

[12]上記[11]P21。これが手紙の通数かどうかは必ずしも明確でないが、上記[10]との関連で手紙の通数と推定される。その場合20054月から上記[11]が出版されるまでの3年間に13,000通の手紙を書いたことになり、月平均360通程度に増加する。

[13]上記[1]P289、上記[11]P21等。上記[1]P16では、的中率は9597%とされているが、本文中でジュセリーノ本人が語る部分は平均90%となっている。ただしいずれも、どのように計算したかは明らかでない。

[14]上記[1]P260

[15]上記[1]

[16]下記[17]にある、1997121日付トルコ大使館宛003/01/12/97(P120122)には文書受付番号16456が付されている(日付不明)が、200764日の受付印のある、1998916日付フィリピン大使館宛手書書簡002/16/09/98(P125,126)の受付番号は16457、つまり、先の文書の次の番号になっている。さらには2007828日受付の1995524日付ロシア大使館宛書簡003/24/05/1995(P143,144)は、1枚目と2枚目の受付番号が異なっている。

[17]20071220日に放映された日本テレビ系列のモクスペ『9.11テロを完全予言した男!ジュセリーノ緊急来日!未来からの警告SP』からも、長崎市長銃撃事件(2007417日発生)を予言したとする文書の登録日が、事件後の2007713日であったことが明らかとなっている。

[18]ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(著)、山川栄一(訳)『ジュセリーノ未来予知ノート』Softbank CreativeISBN978-4-7973-4266-6(20071218)

[19]ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(著)、サンドラ・マイア(著)、山川栄一(訳)『続未来からの警告』たま出版、ISBN978-4-8127-0251-2(200845)

[20]テレビ東京「史上最強の予言者ジュセリーノ」特別番組制作班(編)『ジュセリーノの警鐘』Softbank CreativeISBN978-4-7973-5129-320081111日発行)

[21]ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(著)山川栄一(訳)『リアル・シークレット』Softbank CreativeISBN978-4-7973-4842-22009211日発行)

[22]他に批判的なものとして晋遊舎ブラック新書編集部(著)『予言者ジュセリーノの疑惑』晋遊舎、ISBN-10-4883808823(20081215日発行)がある。

[23]たとえば上記[1]については、原書の出版は2005年となっているが、日本語版においては原書発行後に予知された事件(たとえばP228232)が掲載されており、その検証については本文で述べたとおりの疑念が払拭されていないため、日本で出版された2007410日以降の事件のみを検証する。他の出版物についても同様に、日本で当該出版物が出版された日(初版第一刷発行日)以後の予言のみに限って取り扱う。なお、予言の選択方法は若干異なるが、彩図社『謎解き超常現象』所蔵「ジュセリーノの予言のウソを暴く」(本城達也)及びウィキペディア該当ページ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9)でも同様の試みが行われている。

[24]たとえばゴア元副大統領が2008年に大統領選挙に立候補「すれば」当選する(上記[19]P9294)。2010年のサッカー・ワールドカップでフェリペ監督のもとで「あれば」ブラジルが優勝する(上記[18]P304

[25]たとえば2009125日に大阪・神戸を襲うという地震のマグニチュードは、上記[1]P315)及び[19]P356)等では8.2であるが、[18](P42)及び[20]P149)では8.9となっている。

[26]たとえば「2007年セナの事故が再燃する」(上記1.P315)という予言は、「再燃」の内容確認が難しい。「2009年世界的に暴力事件が拡大し新しい疫病が出現する」(上記[19]P356)もまた「拡大」の解釈が難しい。

[27]たとえば「2008913日に名古屋地方でマグニチュード8.6の地震が起きる。しかしこの日、中国でマグニチュード9.1の地震が起きれば日本の地震は起きない」とするもの(上記[19]P69)、「2008414日あるいは514日に千葉で地震が起きる」という予言(上記[18]P42)

[28]たとえば「2005年、2006年〜2009年の間南アフリカで大規模な暴動が起きる」(上記[19]P225

[29]たとえばイギリスにおけるアルカイダのテロは20087月、8月、9月の3回起こるとされる(上記[19]282)

[30]たとえば、上記[20]P158には、「2012317日、大阪でマグニチュード8.9の地震が起きる」とあるが、上記[18]P42、同P358では、単に「2012年に大阪にマグニチュード8.9の地震が起こる」としている。場所と規模から、同じ地震の予言とも考えられるが、確実ではない。

[31]資料[19]P178には、「2006年から2008年に新潟で大きな地震が起こる」という予言。新潟では毎年のようにある程度の規模の地震が起きている。「大きな」の定義にもよるが、どんな地震であれ何らかの被害が出ればこの程度の漠然とした内容では的中したと主張する余地を残すことになる。

[32]上記[28]で例示したものなど。

[33]上記[21]P144では、「オバマが大統領になった後で暗殺し白人が大統領になる」旨述べているが、ジュセリーノ自身これは自分の考えで予知ではないとしている。

[34]2007年あるいは2008年の713日(上記[1]P314

[35]内容的にはあまり明確ではないが、比喩ではなく文字どおり黒い雲が広がるものと解釈する。

[36]2008414日または514(上記[18]P42)

[37]上記[19]346では、フランス、ドイツ、モルドバを大洪水が襲うとなっているが、同一の洪水がこれら3国を襲うことは考えにくいので異なる3件の予言とする。

[38]若干不明確ではあるが、同一の台風が日本と中国を襲うものと解して1件の予言とする。

[39]上記[22]のとおり、資料[19]では条件付とみなされるが、資料[18]P170では明確にブッシュの次はアル・ゴアと述べているので、条件付とは考えない。

[40]上記[18]P184,185。このインタビューは200710月時点であり、「近いうち」という表現をどうとるかによって判断が異なる。

[41]上記[25]参照。

[42]上記[1]P315[18]P52ではM8.9、上記[19]P269ではM8.2となっているが、日付と場所が一致するため同一の予言とみなす。

[43]上記[20]P150では911日あるいは26日となっている。

[44]上記[20]356では「鳥インフルエンザ」となっているが、上記[20]では「新型インフレンザ」となっている。ここではインドネシアでのインフルエンザ流行に関する1件の予言とみなす。

[45]上記[11]P161では、2009年か2010年となっているため2件の別の予言とする。

[46]上記[18]P56では2010112日または20141123日となっているが、今回201411月までは確認しないので2010年の予言とする。なお、上記[19]P357では2010112日のみとなっている。

[47]上記[18]P193。上記[18]P304によれば、フェリペ監督が率いていればブラジル優勝とされているが、ワールドカップ時点でフェリペ監督はブラジルを率いていなかったので条件の外れた予言としてこちらはカウントしない。

[48]上記[19]P169では、アフリカは2011年までに摂氏58度になるとされ、この内容はP165のインドネシア首相官邸宛書簡にも記されている。他方同じ資料P357では2010年にアフリカが摂氏59度とあり、上記[11]P151では2010年摂氏58度になるとある。年代が違うため2つの異なる予言として数えた。

[49]上記[1]P316では、単にこの年に新たな戦争が始まるとあるのみであるが、[19]P358では中東で水不足のため戦争が始まるとある。さらに[11]P173[19]P157では水不足によって新たな戦争が起こるとなっている。これを同一の予言と考えるべきかどうか判然としないが、とりあえず水不足により戦争が起きると広く解釈した。

[50]上記[18]P42では、単に大分でM5.7の地震となっているが、上記[20]P159では大分か鹿児島となっており、2つの異なる予言として数える。

[51]上記[21]P117ではジュセリーノは、「夢の90%は日付が前後にずれることはあっても当たっている」旨述べているが、それでは時期を定めないのと同じになる。その場合、日本や中国の台風被害、インドネシアやトルコの地震などは、いつか必ず的中することになる。

[52]実際に予言された事件が起きたかどうかは、基本的に報道をもとに確認している。従って、外国の事例であって日本では報道されていないものがある可能性は否定できない。

[53]729日よりドニエストル川とプルト川の水位上昇で洪水が発生、約1万人が被災。

[54]20093月、成田国際空港でフェデックスの事故が発生。ただし上記[18]P187では「日本の航空会社で大きな事故」となっているが、事故を起こしたフェデックスはアメリカの会社である。

[55]201098日、共にアテン群の 2010 RX30(直径12m)2010 RF12(直径7m)が発見から3日後に地球からそれぞれ248000kmおよび79000kmの位置を通過した。

[56]813日に爆弾テロは起きたが、死者は18名のみ。

[57]99日、スマトラでM5.4の地震が発生した。

[58]625日、広東州深センに上陸した台風6号による豪雨の影響で局地的な豪雨があったた、死者は少なかった。

[59]この年は豚インフルエンザが世界的な猛威を奮った。インドネシアでの死者は10名のみで、むしろ被害の少ない国に数えられているが、新しいインフルエンザがインドネシアに現れた、という観点から的中とみなすことは可能であろう。

[60]101日、神奈川県西部を震源とする4.9の地震が発生したが、台風の被害はなし。

[61]フィリピンでは620日に台風6号が上陸、約80人が死亡したが、バングラデシュにおいては被害の報道なし。

[62]8月末にカリブ海でハリケーン「グスタフ」が発生、アメリカで16名、ジャマイカで11名の死者が出たが、メキシコは被害報道なし。

[63]台風9号が中国広東省に上陸、死者37人。日本には被害なし。

[64]125日、ペシャワールで爆発があり、20人死亡。他の国に関しては報道なし。いずれにしても「多くのテロ攻撃」があったとまでは言えない。

[65]723日、四川州チベット自治州で暴風による土砂崩れが発生、4人死亡53人行方不明となったが、降水量は過去最大ではない模様。他の諸国からは被害報告なし。

[66]109日、イスラマバードと北西辺境州で爆弾テロ、11人死亡。イスラム教徒の暴動は起きていない。

[67]10月〜12月期の地価動向については、上昇が11地区、下落が7地区で、上昇が下落を上回ったが、これは下落してたものが上昇傾向に転じたということであり、公示地価は前年に比べて全般的に下落している。

[68]完全以降は2011年であったが、以降自体は比較的円滑であったと言えよう。

[69]これが単に「イラクで爆弾テロ」という内容であれば的中としてもよい。ただし「イラクで」とした場合、当時イラクでは爆弾テロが頻繁に起きていたので「予言」と呼べるかどうかは疑問となる。

[70]上記[20]P66。同様の例としてW.18.及び31.との関連で、58日に茨城沖で地震が発生すると指摘しているが、的中とはしない。

[71]モルドバの洪水についても、1994年、2005年等に前例があるので、まったく予見可能性がないとはいえない。

[72]この予言は、2007524日付「東京スポーツ」紙や、『ムー』20076月号にも掲載されており、1012日の受賞発表より以前にこの予言がなされたことは明らかだ。しかし、この予言の存在が最初に確認されるのは、ゴア元副大統領がノーベル平和賞にノミネートされた21日以後のことである。上記[19]P7779によれば、この予言がたま出版に送られてきたのは322日のことである。上記[19]P82及びP83には、199914日付発送証明書付で文書の写しが掲載されているが、本文T.で述べたとおり、発送証明書の日付と添付された文書がその日に発送されたかどうかは確認できない。つまり、199914日付で別の文書を送付しておき、ゴア元副大統領のノーベル平和賞ノミネートが公表された後で添付された文書を作成し、両者を一緒に送付した可能性も否定できない。

[73]今回304件中22件的中とした場合(282件外れ)、同期間中当法人で把握していない予言2516件を的中させていたとすれば今回的中した22件と合わせて全2820件中2538件的中で的中率90%となる。当法人で把握していない予言の中にもはずれがあるとすれば、的中率90%達成に必要な的中予言の数はさらに増える。

[74]上記[1]P12

[75]上記[1]P154

[76]例えばジュセリーノは、2011年の東日本大震災を予言していたことを事後になってホームページに掲載したが、掲載された文書の日付は2007118日となっている。ジュセリーノに関して本書で取り上げた書籍のうち、最も新しいものは上記[21]であり、本当に2007年末の時点で東日本大震災を予知していたのであれば、時間的には充分本書に掲載できたはずであるが該当する内容はない。またブラジルのTVグロボは、2006104日の「ファンタスティコ」という番組でジュセリーノはいんちきであるとする内容を放映しているが、ジュセリーノはこれに対し裁判を起こしているという(上記[21]P147)

[77]上記[19]P134。本来は外れた予言の1つとすべできであろうが、これは2007年末までの予言とされているため、本予言が掲載された上記[19]発行以前の時間帯となるため今回は数えなかった。

 【参考】
マリオ・エンジオ『未来からの警告』たま出版
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース『予言者ジュセリーノ未来からのスピリチュアルメッセージ』講談社
テレビ東京「史上最強の予言者ジュセリーノ未来を変える5つの警告」製作班編『ジュセリーノの予言』Softbank Creative
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース『ジュセリーノ未来予知ノート』Softbank Creative
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース、サンドラ・マイア『続未来からの警告』たま出版
テレビ東京「史上最強の予言者ジュセリーノ」特別番組制作班編『ジュセリーノの警鐘』Softbank Creative
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース『リアル・シークレット』Softbank Creative
晋遊舎ブラック新書編集部『予言者ジュセリーノの疑惑』晋遊舎
ASIOS『謎解き超常現象』彩図社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9

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