(最終改訂:2009年4月25日)

1 ワイトレケ
2 ワイバーン
3 ワシントン上空UFO事件
4 ワース
5 ワトキンズ
6 ワトソン
7 ワンジナ
8 ンゼフロイ

イトレケ(Waitoreke)
 ニュージーランドのサウスアイランドに住むカワウソのような未確認動物のこと。夜行性で色は暗い茶色。山地の河や湖に住み、カワウソより少し小さい足跡を残す。鋭い鳴き声で鳴く。ニュージーランドのマオリ族には同様に夜行性でカウウソのような怪獣としてカウマケとかカウレケと呼ばれるものが伝わっているが、同じものとされることもある。1863年、フェルディナンド・フォン・ホッヘステッターはワイトレケという名前は比較的新しいものと指摘した。

参考:Bernard Heuvelmans『On the Track of Unknown Animals』KPI

イバーン(Wyvern)
 イギリスの紋章によく見られる、翼を持つ2本足のドラゴン。口はワニのように長く伸びてナイフのような牙が並び、背中にはコウモリのような翼、尾の先端には毒とげを持つ。フランスの翼のあるドラゴン、ヴイーヴルがイギリスに伝わったものと言われ、4本足のドラゴンと区別される。ワイバーンの紋章は強い敵意を表す。

参考:苑崎透『幻獣ドラゴン』新紀元社


シントン上空UFO事件(Washington Sightings)
 1952年7月、2回にわたってワシントン国際空港のレーダーに謎の光点が捕捉された事件。まず7月19日の深夜、空港の管制官がレーダースコープに7個の飛行物体と思われる光点を確認した。この光点は超低空飛行から超高速飛行に移るなど通常の航空機とは思われない奇妙な動きを繰り返しており、数時間後には、民間航空機のパイロットも肉眼で光点を目撃したという。26日夜にも同様の事件が起き、軍は迎撃機の発信を命令。27日午前2時30分になってF94戦闘機が発進したが、迎撃機のパロットでUFOを目撃した者は1人しかいなかった。当時アメリカでは、UFO目撃が集中するウェイヴの時期にあり、当時の代表的なUFO事件であり、またレーダーと肉眼双方でUFOが観測される、いわゆるレーダー・目視の典型的な事例として紹介されることが多いが、実際には気温逆転層によりレーダー電波が乱れた結果まったく別の場所にある物体がまるで空港の上空を飛行しているかのように見えたものと考えられる。肉眼で目撃された光点は、さらに別の光源であろう。通常この事件の写真として紹介されるもの(左)は地上のサーチライトが上空の大気に反射しているものである。

参考:カーティス・ピーブルズ著『人類はなぜUFOと遭遇するのか』(ダイヤモンド社)
    桜井慎太郎『図解UFO』新紀元社 

ース(ペイシェンス、Patience Worth)
 1913年、セントルイスの主婦パール・カランがウイジャ盤で接触した、17世紀のクエーカー教徒の少女の。彼女はイギリスのドーセット地方からアメリカに移住したと され、カランの自動書記を通じて数編の詩や散文を著すようになる。これらのうち数編がペイシェンス・ワースの名で小説として出版された。ボストン心霊研究協会のウォルター・フランクリンはこの著作を丹念に調べ、人格が死後も残ることの証拠と考えたが、ペイシェンス・ワースはパール・カランの潜在意識が別の人格として現れたものともされる。

参考:春川栖仙『心霊研究事典』東京堂出版

トキンズ(アルフレッド,Alfred Watkins)
 イギリスの商人でアマチュア考古学者。1921年6月30日、故郷のヘレフォードシ ャーの西約19キロのブレトワーデンの丘陵地帯の頂上から、田園地帯で、古代の遺跡や 立石、教会などを結んで伸びる正確な直線を発見した。そうした直線上の場所にはレイ、 ゴールド、コール、ホワイト、ブラックなどと同じような言葉が末尾に付くものが多かっ たが、ワトキンズはその中からレイという言葉を選び、レイラインと名付ける。ワトキンズはイギリス全土を調査し、これらの線上に巨石建造物を建設したのはハイパーボリアンという巨人族であると主張した。

参考:井村君江『コーンウォール』東京書籍

トソン(ライアル、Lyall Watson)
 1939〜2008。アフリカのモザンビーク生。ケニア、ナイジェリア、南アフリカ、オ ランダ、ドイツ、イギリスなどでの学究を経て医学、植物学、化学、数学、物理学、動物 学、海洋生物学、人類学で学位を得る。ロンドン大学ではデズモンド・モリスのもとで動物行動学博士号を取得。ヨハネスブルグ動物園長、BBCプロデューサー、ライフサイエンス財団 理事を歴任。生命と意識を結ぶ鍵と神秘の解明に取り組んでいる。1981年の著書『生命潮流』(工作社)のなかで紹介した百匹目の猿の話は、後のニューエイジ運動にも大きな影響を残している。

参考:ライアル・ワトソン『声明潮流』工作社


ンジナ(Wandjina)
 西オーストラリア州北西キンバリー地方で岩絵に刻まれている存在。宇宙考古学の立場から、古代に地球に飛来した異星人の姿として紹介されることもある。丸い頭に後光があり、目や鼻はあるが口はない。降雨や雲、雷と関係付けられ、怒ると暴風や洪水を起こすと信じられている。オーストラリア博物館のDavid Mowaljarlaiによれば、オーストラリア先住民アボリジニの伝説の時代であるドリーム・タイムに北からやってきた祖先霊で地域の風景をつくったという。

参考:josephine Flood『Rock Art of the Dreamtime』(A&R)

ゼフロイ(Nzefu-Loi)
 コンゴに住む怪獣に対するバルーバ族の呼び名で、水の象の意味。水中に住み、カバのように大きく、長い首と馬のように毛深い尾、象のような牙を持つ。その姿は滅多に見られず、その姿を見ると死ぬとも言われる。かつてはコンゴのカモロンド全域に住み、かつてバルーバ族は罠を仕掛けて殺し、牙を交易に使ったとされる。1910年から1932年まで森林監督官としてコンゴにいたポウル・ボニベール教授により西洋に報告された。

参考:Bernard Heuvelmans『On the Track of Unknown Animals』KPI